若年の結核新規患者、外国生まれ1割超え、厚労省が対策

今日の新着記事厚生労働省は26日、昨年新たに報告された結核患者は前年よりも1190人少ない1万5590人だったと発表した。19年連続の減少で、全体の7割を占める60代以上の減り方が目立った。一方、若年では外国生まれの患者が増え、新規患者に占める割合が初めて1割を超えた。2019年08月27日 配信朝日新聞社

結核はどんな病気ですか?

結核菌による細菌感染症です。

結核は結核菌による細菌感染症です。

空気中の結核菌を吸い込むことによって感染します。

戦後まもない頃まで、日本ではとても多い病気でした。

結核になるとどんな症状がでますか?

主に肺に感染して、肺結核を起こすと咳や痰などがでます。

結核は菌を吸い込むことによって肺に病気を起こします。

そのため、咳や痰などの肺の症状がでます。

それから、あまり高い熱ではありませんが、微熱もでます。

特徴的なことは、これらの症状が長く続きます。

時には1ケ月以上も続くことがあり、風邪をこじらせて長引いていると思われるときもあります。

結核はヒトからヒトに感染しますか?

ヒトからヒトに感染するため、入院隔離が必要です。

肺結核になると痰の中に結核菌がでてきます。

その菌は空気中に浮かんで、それを吸い込んだヒトが感染します。

もし、痰の中に結核菌がでているときは、特別な設備のある病院に入院して治療しなければいけません。

なぜ、外国人に結核が多いのですか?

まだ、外国には結核の患者が多い国があります。

日本では、診断や治療の進歩で結核の患者数はとても少なくなりました。

でも、今でも結核の患者が多い国もあります。

それらの国に住んでいた外国人がその国で感染して、日本に来てから結核と診断されることも少なくありません。

もう一つ注意すべきことは、外国ではお薬の効かない結核があり、そのような菌に感染すると治療がとても難しくなります。

ここがポイント

外国人の結核のなかにはお薬の効かない菌があるので注意が必要です。

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