痛風治療薬「コルヒチン」、コロナ治療に有効か カナダ研究

今日の新着記事カナダのモントリオール心臓研究所(Montreal Heart Institute、MHI)は22日、痛風治療薬「コルヒチン」 が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療に効果的で、合併症のリスクを減少させることが大規模な臨床試験(治験)で明らかになったと発表した。2021年1月25日配信AFPBB News

サラリーマン
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コルヒチンはどんなお薬ですか?
痛風の治療に使うお薬です。
前崎 先生
前崎 先生

コルヒチンは痛風の治療に使うお薬です。

痛風は血液中の尿酸という成分が増えることによって、病気が起きます。

痛風の患者さんは、例えば足の親指の関節が腫れて、とても激しい痛みがでることがあります。

コルヒチンはこの痛風による痛みを軽減する作用があり、痛風の治療に使います。

サラリーマン
サラリーマン
今回はどんなことでコルヒチンが効くと判断したのですか?
プラセボと呼ばれる偽薬を使った患者さんに比べて効果があることがわかりました。
前崎 先生
前崎 先生

お薬の効果を確かめる時には、本当の薬とプラセボと呼ばれる偽薬を患者さんに投与して、効果の違いを確かめます。

今回は軽症の新型コロナウイルス感染症の患者さんに本当の薬とプラセボを飲んでもらって効果を比べました。

その結果、症状が悪くなったり、入院しなくてはならないようになった患者さんの数が明らかに本当の薬を飲んだ人に少ない結果になりました。

サラリーマン
サラリーマン
コルヒチンがコロナウイルスを殺してしまうのですか?
そうではなくて、感染したことによる異常な免疫反応を抑える働きがあります。
前崎 先生
前崎 先生

コルヒチン自体は新型コロナウイルスを殺してしまう作用は全くありません。

新型コロナウイルス感染症が悪化する原因として、過剰な免疫の反応いわゆるサイトカイストームと呼ばれる現象が起きます。

コルヒチンはこのサイトカインストームを抑える働きによって、新型コロナウイルス感染症が悪化することを防ぐと考えらています。

ここがポイント痛風の治療薬であるコルヒチンが軽症の新型コロナウイルス感染症の悪化を防ぐ効き目があることが、海外の研究で証明されました。コルヒチンは飲み薬で使うため、新型コロナウイルス感染症の外来での治療薬として注目されています。

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