レジオネラ感染で客死亡 岩手の温泉旅館利用

今日の新着記事岩手県は11日、同県西和賀町(にしわがまち)の温泉宿泊施設の共同浴場を利用した県内の60代男性がレジオネラ菌に感染し死亡したと発表した。8月に肺炎などを発症しており、県はこの旅館を利用して呼吸器症状が出た人は医療機関を受診するよう呼び掛けている。2020年09月14日配信 共同通信社

サラリーマン
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レジオネラ菌はどんな菌ですか?
主に水の中にいるアメーバに寄生する菌です。
前崎 先生
前崎 先生

レジオネラ菌はグラム陰性桿菌と呼ばれる種類の細菌です。

主に水の中にいるアメーバの中に寄生する菌です。

温泉の水や、冷却塔の中の水を調べるとレジオネラ菌がいます。

サラリーマン
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レジオネラ菌はどのように感染しますか?
ごく小さな水の粒子を吸い込むことによって感染します。
前崎 先生
前崎 先生

レジオネラ菌は、ごく小さな水の粒子を吸い込むことによって感染します。

気管から菌を吸い込むことによって肺炎を起こします。

その他にも感染すると熱が出ることがあり、肺炎を起こさないときは熱だけで治ることもあります。

サラリーマン
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レジオネラ菌は治療することができますか?
抗生物質で治療することができます。
前崎 先生
前崎 先生

レジオネラ菌は有効な抗生物質で治療することができます。

ただ、レジオネラ菌は細胞の中で増えるので、ペニシリンなど一般的な抗生物質では治すことができません。

細胞の中まで抗生物質が届く、マクロライド系薬やキノロン系薬で治療します。

ここがポイントレジオネラ菌は水の中に寄生するアメーバの中で増えて、その水の小さな粒を吸い込むことによって肺炎を起こします。

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