チクングニア熱感染2万人 エチオピア、流行拡大

今日の新着記事エチオピア公衆衛生研究所は3日、チクングニア熱の感染者が全国で2万人に達したと発表した。これまでに死者は報告されていない。
2019年09月05日配信共同通信社

チクングニア熱はどんな感染症ですか?

ウイルス感染症の一つです。

チクングニア熱はアルファウイルスによるウイルス感染症です。

このウイルスを持った蚊に刺されることによって感染します。

人から人には感染しません。

チクングニア熱は世界でどこで見られる感染症ですか?

多くはアフリカや東南アジアで見られます。

チクングニア熱はアフリカで流行が最初にみられました。

その後、インド洋の島国や、南インドで流行がありました。

そして、アジアにも広がり、お隣の中国でも2010年に流行がありました。

チクングニア熱はどんな症状がでますか?

高い熱と関節が痛くなることが特徴的です。

チクングニア熱は突然、高い熱がでます。

熱は40℃近くになることもあり、体が震えたりします。

熱が出てからしばらくすると、体中の関節が痛くなります。

熱や、関節の痛みが治まると、体中に発疹ができます。

チクングニア熱は怖い病気ですか?

多くは対症的な治療で治りますが、脳炎を起こすことがあります。

チクングニア熱は多くは対症的な治療だけで治ります。

解熱薬や鎮痛薬を飲んで、熱を下げたり、関節の痛みを和らげたりします。

ウイルスに有効なお薬はありません。

稀に脳炎を起こすことがあり、その場合は重症になって死亡することもあります。

ここがポイント

チクングニア熱は蚊に刺されることによるウイルスの感染症です。突然の高い熱と関節の痛みが特徴的です。

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