新型コロナの抗原検査承認 診療報酬6千円保険適用へ 現場で短時間判定

今日の新着記事厚生労働省は13日、新型コロナウイルス抗原検査簡易キットを承認した。PCR検査よりも精度が低いが、鼻の奥の粘液などに含まれるウイルスを15~30分で検出できるため医療現場での判定も可能。中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)が同日、公的医療保険の適用を決める。厚労省は抗原検査に伴う医療機関の診療報酬を6千円とし、医師が感染を疑った場合は患者の自己負担をなしとする方針を固めた。2020年05月13日 配信 共同通信社
お母さん
お母さん
抗原検査はどんな検査ですか?
インフレンザの抗原検査と同じような検査です。
前崎 先生
前崎 先生

コロナウイルスの抗原検査はインフルエンザの抗原検査と同じような検査法です。

コロナウイルスのタンパク質と反応する物質を使って、それが存在することで感染したことを診断します。

イムノクロマト法と呼ばれる簡便な検査キットを使って検査ができます。

お母さん
お母さん
抗原検査のメリットは何ですか?
簡便で、迅速に検査結果がわかることです。
前崎 先生
前崎 先生

抗原検査は簡便かつ迅速に検査結果がわかることが最大のメリットです。

さらに、PCR検査など特殊な機械や複雑な手技が必要ありません。

そのため、どこでも、だれでもけ検査ができることが最大のメリットです。

お母さん
お母さん
抗原検査のデメリットは何ですか?
感度に問題があり、特に発症して早い時期には陽性とならないことが考えられます。
前崎 先生
前崎 先生

これは、インフルエンザの抗原検査と同じで、感染してすぐには陽性にならないことが考えられます。

インフルエンザの抗原検査も熱が出てからすぐ検査すると陽性ならないことがあるため、抗原検査が陽性になるにはある程度の時間が必要です。

しかし、ウイルスは発症早期により多くが産生されていますので、感染力が強いと思われます。

つまり、陽性は確実ですが、陰性は確実ではないことに注意が必要となります。

ここがポイント新型コロナウイルスの抗原検査は診断には有効な検査ですが、陰性となった場合に十分な注意が必要となります。

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