南アで感染予防効果大幅減 ファイザーワクチンの分析

今日の新着記事 新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が流行する南アフリカで、米国のファイザー社とドイツのビオンテック社が共同開発したワクチンを2回接種した人の感染予防効果が大きく減少したとする分析結果を、南アの医療保険会社などの研究チームが14日発表した。2021年12月15日配信 共同通信社

お母さん
お母さん
オミクロン株はどんな変異株ですか?
これまで以上に変異した部分が多い株です。
前崎 先生
前崎 先生

オミクロン株はこれまでの変異株と比べて多くの遺伝子が変異しています。

とくにコロナウイルスに特徴的なスパイクタンパクの遺伝子が多く変異しています。

これまでの変異株とは大きく異なる変異株と考えられています。

お母さん
お母さん
オミクロン株ではワクチンが効きにくくなりますか?
これまでの変異株より効きにくくなる可能性があります。
前崎 先生
前崎 先生

新型コロナウイルスのワクチンはスパイクタンパクに対する抗体を作ることで効果を示します。

しかし、オミクロン株はこれまでのウイルスと違ってスパイクタンパクが大きく変異しています。。

そのため、これまでのワクチンでは十分な抗体が作られない可能性があります。

お母さん
お母さん
オミクロン株にはワクチンは必要ないのですか?
重症化を防ぐ効果はあるのでワクチンは必要です。
前崎 先生
前崎 先生

ワクチン接種によって、感染することは完全には防ぐことができません。

ただし、ワクチン接種によって入院したり、死亡したりする重症化を防ぐことはできます。

さらに、3回目のブースター接種によって感染を防ぐ効果も高めることができます。

ここがポイントオミクロン株はスパイクタンパクの多くの遺伝子が変異しており、これまでのワクチンの効果が低くなる可能性がありますが、重症化を防ぐ効果はあるため、3回目のブースター接種も含めてワクチン接種が必要です。

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