サル痘、30カ国550人に 感染拡大継続とWHO

今日の新着記事世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日の記者会見で、動物由来のウイルス感染症「サル痘」について、従来継続的に発生してきたアフリカ諸国以外の30カ国で550人以上が確認されたと明らかにした。WHOが5月29日に公表した同26日時点の集計では23カ国の257人で、感染拡大が依然続いている。WHOによると、死者は出ていない。2022年6月2日配信共同通信社

サラリーマン
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サル痘はどんな症状が出ますか?
最初は熱がでたり、身体が怠かったりします。
前崎 先生
前崎 先生

サル痘ウイルスに感染すると、最初は熱が出たり、身体が怠かったりします。

その後で、手足や体、顔などのぶつぶつ(皮疹)ができてきます。

その他は、リンパ腺が腫れてくることもあります。

サラリーマン
サラリーマン
サル痘は危険な感染症ですか?
致死率は数%から⒑%と言われています。
前崎 先生
前崎 先生

これまでアフリカ諸国で報告されたサル痘の患者の致死率は数%から10%程度と言われています。

しかし、これは医療制度が十分でない発展途上国での致死率です。

欧米などの先進国では死亡した患者は報告されていません。

サラリーマン
サラリーマン
サル痘に効くお薬はありますか?
天然痘の治療薬が使われます。
前崎 先生
前崎 先生

サル痘に有効な治療薬は現時点ではありません。

しかし、バイオテロの時に使用するために開発された天然痘の治療薬が有効とされています。

同じように天然痘のワクチンもサル痘の感染予防に有効と考えれています。

先日、英国から報告されたサル痘の患者に関するレポートをもとにサル痘について解説しました。サル痘の原因微生物、症状、治療などについてわかりやすく解説しました、ご参考にしてください。

ここがポイントアフリカ以外の国では報告がなかったサル痘が世界中の国々から報告されています。これまで致死率が10%程度と言われていましたが、先進国では死亡は報告されていません。

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