安倍晋三首相は5日、鈴木俊一五輪相と官邸で会談し、2020年東京五輪・パラリンピックに向け感染症対策を充実させるよう指示した。16年リオデジャネイロ五輪でジカ熱の流行が懸念されたことを踏まえ「感染症対策は発信も含め、しっかりやらなければならない」と伝えた。 2019年6月6日 (木)配信共同通信社
Q. どうしてオリンピックが感染症を起こすのですか?
A. たくさんのヒトが集まることが感染症を起こしやすくなります。
オリンピックのような大きなイベントでは、たくさんのヒトが同じ場所に集まります。そうすると感染症が一気に広がって流行する危険性が出てきます。特にヒトからヒトに感染する病気は特に広がりやすくなります。
Q. オリンピックではどんな感染症に注意が必要ですか?
A. 特に外国の方からの感染症に注意が必要です。
オリンピックでは、外国から多く方が日本にやってきます。普段は日本ではあまり患者さんが見られない感染症にも注意が必要になります。そのような感染症が外国の方と一緒に日本に入ってくる可能性も考えておかなくてはいけません。
Q. オリンピックの時に感染症に注意するためにどのようなことが大切ですか?
A. いつもと同じようにうがいや手洗いなどを十分にしてください。
オリンピックの時も、いつもと同じようにうがいや手洗いなどを十分に行ってください。もし、大会会場など多くのヒトが集まる場所に行った時には、家に帰ったら、すぐにうがいや手洗いをして、お風呂などに入って、身体を清潔にしておいてください。
Q. 何か特別な感染症が発生して時にはどうすればいいですか?
A. 慌てずに国や自治体から出される情報に注意してください。
特別な感染症が発生するとマスコミなどから多くの情報が出されてパニックになってしまうことがあります。そんなときは慌てずに国や自治体から出される情報をもとに行動してください。
ぷかぷか浮いてます。
ハルくんとのお散歩の途中で、亀が川にぷかぷか浮いてます。 川の流れが緩やかになった水たまりに亀がぷかぷか浮いてます。 亀は泳いでいるつもりでしょうが、前にはあまり進みません。 何となく、短い手足をバタバタさせています。 水面から首を出して、空気を吸っているようですが、一層のこと地上に上がってくればいいのに。 でも、今は暑いから水の中が涼しいのでしょう。 …
埼玉医科大学 感染症科・感染制御科 教授
医学博士
長崎大学医学部を卒業後、呼吸器内科、感染症内科で臨床および研究に従事。現在は埼玉医科大学病院で感染症の診療と院内感染対策を主な業務とし、学生や研修医の教育も行う。日本感染症学会の理事や厚生労働省の審議会などの役職も務める。
専門は内科学、感染症学、感染制御学、呼吸器感染症