エボラ熱で緊急事態宣言 WHO、感染拡大の恐れ 国際社会に支援要請

今日の新着記事世界保健機関(WHO)は17日、コンゴ(旧ザイール)東部で流行が続くエボラ出血熱について、専門家による緊急委員会を開き、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言した。国境地帯で感染者が出ており、隣国へ感染拡大の恐れがあるとした。WHOのテドロス事務局長は「国際社会に、より多くの支援を求める」と呼び掛けた。2019年07月18日(木) 配信共同通信社

エボラ出血熱はどのような病気ですか?

エボラウイルスによるウイルス感染症です

エボラ出血熱は1976年に初めてアフリカで流行した新しい感染症です。

それより前には世の中になかった感染症で、新興感染症と呼ばれています。

エボラウイルスの名前は最初に患者が発生したアフリカのザイール・ヤンブクを流れる川の名前が由来になってます。

もともとアフリカの真ん中の国々では流行していました。

日本ではエボラウイルス感染症は発生しているのですか?

日本ではまだ1人も発生していません。

エボラ出血熱は日本ではまだ1人の患者さんも発生していません。

エボラ出血熱は法律で、1類感染症という病気に指定されています。

もし、患者さんが発生しても普通の病院に入院することはできません。

特別な病院で、感染が広がらないような設備がある病院でしか治療ができません。

日本に患者さんがやってくる可能性はありますか?

可能性は極めて少ないと思いますが、ゼロではありません。

現在、エボラ出血熱が流行しているコンゴには日本人はほとんどいないと思います。

でも、現在は丸1日あれば飛行機でアフリカの奥地にも行ける時代です。

いつ、日本にエボラ出血熱の患者さんがやってくるかわかりません。

常に万全の備えが必要です

ここがポイント

エボラ出血熱の患者さんは感染が広がらないような特別な設備の病院でしか入院できません。

 前﨑先生の感染症の小部屋

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