つつが虫病で女性死亡 秋田

秋田県は21日、青森県の80代女性が、ダニの一種であるツツガムシの幼虫に刺されて発症するつつが虫病に感染し、死亡したと発表した。2019年5月22日 (水)配信共同通信社

Q. つつが虫病はどんな感染症ですか?

A. ダニに咬まれることによるリケッチアの感染症です。

つつが虫病は、リケッチアと呼ばれる病原体を持ったツツガムシの幼虫のダニに咬まれることによって感染する病気です。1年間で400人ほどの患者さんが発生します。ツツガムシの幼虫は春~初夏に動するため、この時期に発生しやすいとされています。山形県、秋田県、新潟県などの河川流域では古くから風土病として知られています。

Q. つつが虫病になるとどんな症状がでますか?

A. 熱と発疹と刺し口が特徴的と言われます。

ダニに刺されて10日前後で、熱がでます。その時にダニに咬まれたところに刺し口ができて、その近くのリンパ腺が腫れます。その後、体の中心部に発疹ができて、その発疹は手足に広がっていきます。ほかにも体が怠かったり、節々が痛いなどの症状も現れます。

Q. つつが虫病にかかって死亡することは多いのですか?

A. 現在では有効な抗生物質がありますから、死亡することは稀です。

有効な抗生物質がない時代は死亡率が高い病気でしたが、今では有効な抗生物質があるため、適切に治療すれば、死亡することはありません。ただし、今でも高齢者や重い病気をもった人で治療が遅れた時などは死亡することもあります。「つつがなく過ごす」の「つつがなく」は昔、つつが虫病にも罹らずに元気で過ごすという意味です。

Q. つつが虫病に罹らないためにはどうすればいいのですか?

A. ダニに咬まれないようにすることが一番大切です。

ツツガムシの幼虫が発生する時期には、虫がいる場所にはあまり立ち入らないでください。もし、立ち入る時には、虫よけスプレーを使って、長袖や長ズボンを着て、家に帰ったらすぐにお風呂に入ってダニを洗い落としてください。

今年はちゃんと咲きそうです。

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