類鼻疽で75歳男性死亡 タイで感染か、千葉・鴨川

今日の新着記事千葉県は28日、ウマやブタなどが主にかかる病気「類鼻疽(るいびそ)」に同県鴨川市の男性(75)が感染し、今月6日に市内の病院で死亡したと発表した。
県によると、類鼻疽は東南アジアなどの熱帯地域で発生し、通常、人から人へは感染しない。
県は男性が数カ月前に滞在したタイで感染した可能性が高いとしている。
2019年08月29日配信共同通信社

類鼻疽菌はどんな菌ですか?

土の中や、水の中など環境中にいる菌です。

類鼻疽菌は土の中や水の中などひろく自然界に存在する菌です。

類鼻疽菌とよく似た、鼻疽菌は馬やロバなどの動物がもっています。

世界中では、アジア、アフリカ、中東などで患者が発生しています。

特に東南アジアは類鼻疽菌が多い地域です。

類鼻疽菌はどんな病気を起こしますか?

重い敗血症や肺炎を起こします。

類鼻疽菌が直接血液の中に入って敗血症を起こします。

その他にも肺炎など肺の病気を起こします。

突然に病気になる人から、長い時間をかけて病気になる人までいます。

時には、感染しても病気にならない人もいます。

類鼻疽菌は怖い菌ですか?

敗血症を起こすと高齢者では死亡することもあります。

敗血症になって、急に症状が出てきた時は、重症になることがあります。

特に何らかの重い病気がある人や、高齢者では死亡することもあります。

類鼻疽菌には一部の抗生物質が効かないので、有効な抗生物質を使って治療しなければいけません。

ここがポイント

類鼻疽菌は東南アジアで多い菌です。敗血症になると死亡することもあります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする