今日の新着記事新型コロナウイルス対策でマスクは日常生活に欠かせなくなったが、着脱時の注意点は意外に多い。東京医大などのチームが4月に実施した成人約2100人へのアンケートで、正しく使えている人は2割程度にとどまることが分かった。2020年09月16日配信 共同通信社
サラリーマン
マスクはどんな感染予防効果がありますか?
主に飛沫感染する感染症の予防に有効です。
前崎 先生
マスクは主に飛沫感染する感染症の予防に有効です。
飛沫感染とは主に咳やくしゃみに含まれる病原体によって感染します。
飛沫感染する病原体にはインフルエンザや新型コロナウイルスなどがあります。
サラリーマン
マスクの正しい付け方はそうですか?
鼻や口を隙間なく覆うことが大切です。
前崎 先生
マスクをつける時には鼻や口をきちいと覆うことが大切です。
その上で、できるだけ隙間がないようにマスクをつけます。
マスクはできれば、毎日新しいマスクに交換するようにします。
サラリーマン
マスクを外すときの注意点はありますか?
できるだけマスクの表面には触らないようにして外します。
前崎 先生
マスクの表面には飛沫感染する病原体が付着している可能性があります。
そのため、マスクを外す時にはできるだけ表面に触らないようにします。
そして、マスクを外した後には、すぐにアルコールなどで手の消毒をしてください。
ここがポイントマスクはつけるときは鼻や口を隙間なく覆い、外す時にはなるべく表面に触らないようにします。
埼玉医科大学 感染症科・感染制御科 教授
医学博士
長崎大学医学部を卒業後、呼吸器内科、感染症内科で臨床および研究に従事。現在は埼玉医科大学病院で感染症の診療と院内感染対策を主な業務とし、学生や研修医の教育も行う。日本感染症学会の理事や厚生労働省の審議会などの役職も務める。
専門は内科学、感染症学、感染制御学、呼吸器感染症