女性は3カ月前に北京に入り、食肉処理された家禽(かきん)に触れたといい、今月6日に症状が出て、17日にH5N6型の感染が確認された。
2019年8月22日配信共同通信社
鳥インフルエンザはどんな感染症ですか?
鳥がもっているインフルエンザが人に感染した病気です。
鳥インフルエンザは鳥がもっているインフルエンザが人に感染した病気です。
人から人に感染する普通のインフルエンザとは違います。
感染した鳥と濃厚に関わることによって感染します。
鳥インフルエンザは普通のインフルエンザと違うのですか?
症状などは普通のインフルエンザと同じです。
鳥インフルエンザに感染しても症状は普通のインフルエンザと同じです。
感染してから2~3日すると高い熱がでたり、節々が痛かったり、体が怠かったりします。
普通のインフルエンザと同じで、健康な人なら1週間程度で治ってしまいます。
鳥インフルエンザは何が困るのですか?
もし、人から人に感染するようになれば大流行します。
鳥インフルエンザが人から人に感染するようになると大流行します。
これまで、人が感染したことのないインフルエンザですから、人は免疫をもっていません。
また、ワクチンによる予防もできません。
いわゆる新型インフルエンザになって、世界中で大流行する危険性があります。
ここがポイント
鳥インフルエンザが人から人に感染するようになると新型インフルエンザになる危険性があります。
埼玉医科大学 感染症科・感染制御科 教授
医学博士
長崎大学医学部を卒業後、呼吸器内科、感染症内科で臨床および研究に従事。現在は埼玉医科大学病院で感染症の診療と院内感染対策を主な業務とし、学生や研修医の教育も行う。日本感染症学会の理事や厚生労働省の審議会などの役職も務める。
専門は内科学、感染症学、感染制御学、呼吸器感染症