中国江蘇省で37人が感染 新型ブニヤウイルス

今日の新着記事中国江蘇省でマダニが媒介する新型ブニヤウイルス患者が37人発生したことが分かった。現地メディアが3日伝えた。南京市に住む65歳の女性は約2カ月前、所有する茶畑で茶摘みをした後に体調が悪化。一時は40度の高熱が出たため、現地の病院で診察したところ血圧の低下、血液の異常などの症状があり、新型ブニヤウイルスと診断された。女性は1カ月の治療を受け退院した。2020年08月06日配信 共同通信社

サラリーマン
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ブニヤウイルスはどんなウイルスですか?
マダニが媒介するウイルスです。
前崎 先生
前崎 先生

ブニヤウイルスは2011年に中国で初めて報告された重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の原因となるウイルスです。

イヌ・ネコなど他にイノシシやアライグマなど多くの野生動物も保有しています。

ブニヤウイルスはマダニが媒介となってヒトに感染します。

サラリーマン
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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)はどんな病気ですか?
高い熱が出て、関節痛や頭痛などの症状があり、重症になれば意識が無くなることもあります。
前崎 先生
前崎 先生

ブニヤウイルスに感染して5~14日後に高い熱がでて、その後で頭痛や筋肉痛が起きます。

さらに進行すると意識が無くなったり、歯ぐきに血がでたりします。

重症になると、全身のさまざまな臓器が障害を受けて、死亡する場合もあります。

サラリーマン
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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)には有効な薬やワクチンはありますか?
現時点ではワクチンも薬もありま。
前崎 先生
前崎 先生

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)には現時点では有効な薬やワクチンはありません。

マダニに咬まれることによって感染するため、マダニの活動が盛んになる5~10月の時期はマダニに咬まれないように注意する必要があります。

ここがポイントブニヤウイルスはマダニが媒介してヒトに感染し、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症します。

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