デング熱感染が最多 台湾、台南に集中(海外の話題)

今日の新着記事台湾の疫病管制署(CDC)によると、デング熱の感染者が8日から14日の間に、新たに469人報告された。内訳は、台南市が390人、雲林県が40人、高雄市が19人など。今年に入ってからの累計感染者は1579人で、うち台南市が1310人と最多となった。2023年08月16日配信共同通信社

デング熱は蚊によって感染するウイルスの病気です。

デング熱はネッタイシマカなどの蚊によって媒介されるウイルスの感染症です。

病気には比較的軽症のデング熱と、重症型のデング出血熱があります。

世界中ではこの蚊が生息する熱帯・亜熱帯地域、特に東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国で患者が多く発生します。

デング熱・デング出血熱の発生地域は東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国で多くの患者が発生しています。

全世界では年間約1 億人がデング熱を発症し、約25 万人がデング出血熱を発症すると推定されています。

日本では2014年の夏季には海外で感染し、国内に持ち込まれたと考えられるウイルスにより150例以上の患者が発生しました。

デングウイルスに感染するとどんな症状がでるか

デングウイルスに感染しても全く症状がでない不顕性感染が約50~80%あるとも考えられています。

軽症例はデング熱と呼ばれ、感染3 ~7 日後、突然の発熱がでます。

頭痛特に眼の奥の痛みや筋肉痛や関節痛を伴うことが多くあります。

その他には食欲不振や腹痛や便秘を伴うこともあります。

発症後、3 ~4 日後より胸や背中に赤い発疹ができ足や顔に広がっていきます。

これらの症状は1 週間程度で消失し、通常後遺症なく治ります。

今日の新着記事シンガポールのフー持続可能性・環境相は24日、年初来のデング熱感染者が22日までに5459人となり、昨年1年間の5258人を上【続く】

まれに重症のデング出血熱に進展します。

熱が下がりかけたころに不安・興奮状態となり、発汗がみられ、四肢は冷たくなってきます。

さらに細かい点状出血が多くの例でみられ、鼻血や消化管出血を伴うこともあります。

さらに進行するとショック状態と7なり、死亡することもあります。

治療薬やワクチンはないため予防することが大切です。

デング熱には治療薬や予防のためのワクチンはありません。

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そのため、感染しないように予防することが最も重要です。

デング熱の流行地域では蚊に刺されないように長袖や長ズボンを着用してください。

また、蚊に刺されないための虫除けスプレーや蚊取り線香などを適切に使用してください。

ここがポイントデング熱はネッタイシマカなどの蚊に刺されることによるウイルス感染症です。多くの場合は軽症で1週間程度で回復しますが、流行地では蚊に刺されないような対策をして感染を予防することが大切です。

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