新型コロナ 変異株 兵庫・大阪で「突出」 積極的な検査で多数把握 強い感染力、第4波警戒

今日の新着記事新型コロナウイルスの変異株の感染が広がっている。国の23日時点のまとめでは全国で549人(空港検疫除く)を確認し、最多は兵庫県の161人で、大阪府が105人で続く。独自検査をしている神戸市と大阪府は、国よりも早く件数を公表。その数の多さには積極的な取り組みが影響している面もあり、感染状況を正確に反映しているとは言えないが、若い層にも広がる強い感染力は脅威で、専門家は「変異株が第4波の中心となるだろう」と警戒する。2021年3月25日毎日新聞社

お母さん
お母さん
変異株はどうしておきるのですか?
新型コロナウイルスは自然に遺伝子の一部が変化しています。
前崎 先生
前崎 先生

新型コロナウイルスは何もしなくてもある一定の確率で遺伝子が変化しています。

その変化の中で、タンパク質の構造に関わる遺伝子が変化することがあります。

構造が変化したタンパク質を持つ新型コロナウイルスはこれまでのウイルスと違って変異株となります。

お母さん
お母さん
変異株はこれまでのウイルスとどこがちがいますか?
感染力や病原性に違いができます。
前崎 先生
前崎 先生

変異株はこれまでのウイルスと違って感染力や病原性に違いがでてきます。

感染力が高くなれば、一人の患者さんから多くの人に感染させることになり、流行が大きくなります。

病原性が強くなれば、重症者や死亡する患者さんが増えることになります。

お母さん
お母さん
変異株でもワクチンは効果的ですか?
現時点ではある程度効果的と考えられています。
前崎 先生
前崎 先生

現時点では、変異株の感染を防ぐためにもワクチンはある程度効果的と考えられています。

しかし、タンパク質の構造に大きな変化をもたらすような変異が起これば、効果がなくなる可能性もあります。

その時のために、変異株の遺伝子を用いたワクチンも開発されています。

ここがポイント新型コロナウイルスは何もしなくてもある一定の確率で遺伝子の変異を起こします。そのなかでタンパク質の構造が変化したウイルスを変異株と呼び、感染力や病原性がこれまでのウイルスと違ってくる可能性があります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする