死亡18人から多剤耐性菌 1人は「因果関係高い」 院内感染、大阪の病院

今日の新着記事大阪府大東市の阪奈(はんな)病院は17日、2017年から今年にかけて死亡した結核の入院患者のうち18人が、抗菌剤が効きにくい「多剤耐性アシネトバクター」に院内感染していたと明らかにした。うち男性1人について「死亡との因果関係があった可能性が高い」とした。2019年10月17日配信共同通信社
サラリーマン
サラリーマン
多剤耐性菌はどんな菌ですか?

多くの種類の抗生物質が効かなくなる菌です。
前崎 先生
前崎 先生

多剤耐性菌は多くの種類の抗生物質が効かなくなる菌のことです。

とくにカルバペネム系の抗生物質など、いろんな種類の菌に有効な抗生物質が効かなくなってしまいます。

そのような多剤耐性菌が感染すると有効な抗生物質が限らてくるので、治療が難しくなります。

サラリーマン
サラリーマン
多剤耐性菌はどうしてできるのですか?
抗生物質を使いすぎると多剤耐性菌ができます。
前崎 先生
前崎 先生

多剤耐性菌は抗生物質を使いすぎると生まれます。

病院の中では、多くの感染症の患者さんの治療のためにたくさんの抗生物質が使われます。

抗生物質を使いすぎたり、使わなくてもいいような患者さんにも抗生物質を使ったり、抗生物質をむやみに長く使ってりすることが原因で、多剤耐性菌が生まれます。

サラリーマン
サラリーマン
なぜ、多剤耐性菌が院内感染するのですか?
病院で働く人の手や、病院で使う道具などから院内感染します。
前崎 先生
前崎 先生

多剤耐性菌は病院の中で生まれます。

その多剤耐性菌はお医者さんや看護師さんなど病院の中で働く人の手にくっ付いて、それがほかの患者さんに感染します。

または、病院の中で使っている道具などにくっ付いて、その道具を使ったほかの患者さんに院内感染します。

ここがポイント多くの種類の抗生物質が効かなくなる多剤耐性菌はあ病院の中で生まれて院内感染します。

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