ラッサ熱の医師が死亡 オランダ、アフリカで感染

今日の新着記事オランダのブラインス医療相は24日、同国の医師2人が西アフリカ・シエラレオネで医療行為中にラッサ熱に感染、うち1人が23日に死亡したことを明らかにした。医師はライデンの大学病院の隔離病棟で治療を受けていた。もう1人は帰国後、中部ユトレヒトの専門病院へ搬送された。オランダでのラッサ熱感染確認は2000年以来初めて。2019年11月25日配信共同通信社社
お母さん
お母さん
ラッサ熱はどんな感染症ですか?
ラッサウイルスによるウイルス感染症です。
前崎 先生
前崎 先生

ラッサ熱はラッサウイルスによるウイルスの感染症です。

患者の多くは西アフリカの国々で発生します。

それらの国々ではマストミスと呼ばれるネズミを食べる習慣があり、そのマストミスの血液や体液を浴びることで感染します。

お母さん
お母さん
どうしてオランダで患者が発生するのですか?
西アフリカの国々はこれまで欧州の植民地であったため、ヒトの交流が今でも盛んなためです。
前崎 先生
前崎 先生

ラッサ熱が流行する西アフリカの国々はこれまで欧州の国々の植民地でした。

その歴史的な背景から今でも人や物の交流が盛んに行われています。

さらに、距離的にもこれらの国々は欧州に近く、飛行機で数時間で着くことができます。

お母さん
お母さん
ラッサ熱はお薬で治すことができますか?
残念ながらラッサ熱に有効なお薬はありません。
前崎 先生
前崎 先生

現時点では、残念ながらラッサ熱に有効なお薬はありません。

また、感染を防ぐ有効なワクチンもありません。

これまで、日本ではラッサ熱の患者さんの発生はありませんが、もし患者さんが発生したら、感染を防ぐ特殊な設備を持った病院で入院して治療することになります。

ここがポイント日本でラッサ熱の患者が発生したときには、感染を防ぐ特殊な設備のある病院で入院し、治療することになります。

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