犬がサル痘感染 初報告受けWHOが注意喚起

今日の新着記事世界保健機関(WHO)は17日、サル痘の人から犬への感染が初めて報告されたことを受け、感染者に対して動物への接触を避けるよう呼び掛けた。2022年08月18日配信 AFP

ペットの犬へのサル痘の初めての感染事例

今回の事例はサル痘に感染した男性のペットの犬にサル痘ウイルスが感染した初めての事例です。

サル痘に感染した男性は薬でコントロールされたHIV感染者で、男性同性愛者でした。

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その男性がペットとして飼っていたいたItalian greyhoundと呼べれる犬種の犬にサル痘ウイルスが感染しました。

Italian greyhound:体高は牡・牝共に32~38cm、体重 は牡・牝共に最高5kgの小型犬である。体格は細身、ボディはスクエア。皮膚はボディ全体に薄く、ぴったりと付いているが、肘だけは多少ゆるい。 被毛は短く滑らかで、毛は薄い。

その犬は、お腹に皮疹ができて、肛門の周りにも潰瘍を伴う皮疹がでました。

サル痘に感染したItalian greyhoundの皮疹。お腹の粘膜の皮疹(図C)と肛門の周りの潰瘍(図D)この部分からPCR検査で、飼い主と同じサル痘ウイルスが見つかりまし(https://doi.org/10.1016/S0140-6736(22)01487-8)

その皮疹と犬の口の中からPCR検査でサル痘ウイルスが検出されました。

さらに詳しい検査をしたところ、遺伝子が飼い主のサル痘ウイルスを一致したことが判りました。

飼い主からの聞き取りで、犬はいつも飼い主と一緒に寝ていたことが判りました。

現時点では犬から人への感染は確認されていません

サル痘ウイルスはこれまでも人以外にげっ歯類や霊長類などさまざまな野生動物に感染する人獣共通感染症です。

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野生動物以外では飼育されていたマーモセットやその他の霊長類に感染した事例は報告されています。

しかし、これまでは野生動物以外で、人間にかわれていた犬や猫への感染はありませんでした。

今回、初めて人からペットとして飼われていた犬にサル痘ウイルスの感染が確認されました。

この感染はおそらく感染した人との濃厚な接触あるいは、長時間の飛沫による感染と考えられています。

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このことを受けて、WHO(世界保健機関)では、サル痘に感染した人はペットとの接触もできるだけ避けるように呼びかけています。

ここがポイントサル痘ウイルスが感染した人間からペットして飼育されていた犬に感染した初めての事例が報告されました。WHO(世界保健機関)では、サル痘に感染した人はペットとの接触もできるだけ避けるように呼びかけています。

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