抗生物質効かない緑膿菌、新手法で殺菌 名大院など開発

今日の新着記事抗生物質への耐性を持つ緑膿(りょくのう)菌を殺菌する新手法を、名古屋大大学院理学研究科などのチームが開発したと発表した。緑膿菌が生存するのに必須な鉄を取り込む仕組みを利用し、薬剤を菌内に注入。薬剤に近赤外光を当てて活性酸素を出し、菌を死滅させるという。緑膿菌は院内感染などが問題となっており、今後、肺や目などの感染に対する治療をめざしていくという。2019年8月16日配信朝日新聞

緑膿菌はどんな菌ですか?

水や土の中など身の回りにいる菌です。

緑膿菌は水や土の中など私たちの身の回りにいる菌です。

緑色の色素を作りだす菌のため、緑膿菌と呼ばれています。

健康な人に感染してもそれほど問題はありませんが、体が弱っている人に感染すると病気を起こします。

緑膿菌はどんな病気を起こしますか?

緑膿菌はさまざまな病気を起こします。

緑膿菌が感染するとさまざまな病気を起こします。

慢性の気管支炎の原因となって、咳や痰が長く続いたりします。

尿路に感染すると、膀胱炎や腎臓の感染症を起こします。

さらに血液の中に感染すると、重症の敗血症を起こします。

緑膿菌はお薬で治りますか?

抗生物質で治療することができます。

緑膿菌は抗生物質で治療することができます。

ただし、緑膿菌はどちらかというと抗生物質が効きにくい菌です。

さらに、緑膿菌は自分の周りにねばねばしたものを作って、抗生物質がさらに効きにくくしてしまいます。

お薬の効きにくい緑膿菌が増えているのですか?

薬の効きにくい緑膿菌が病院の中で増えてきています。

もともとお薬が効きにくい緑膿菌に、さらに薬が効かなくなった菌が増えています。

このような薬の効かない緑膿菌はとくに病院の中で増えてきています。

そして、院内感染を起こして、時には患者さんの命を脅かしています。

お薬の効かない緑膿菌が広がらないようにすることが大切です。

ここがポイント

抗生物質が効きにくい緑膿菌がっ病院の中で増えてきています。

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