マスク着用のルール検討 首相「世界と歩調」

今日の新着記事岸田文雄首相は6日の参院本会議で、新型コロナウイルス感染症対策としてのマスク着用に関し、ルール化を検討する考えを示した。今後の感染拡大やウイルス変異の可能性に留意するとした上で「マスク着用のルールを含めた感染対策を検討する。科学的な知見に基づき、世界と歩調を合わせた取り組みを進めていく」と述べた。2022年10月7日配信共同通信社

諸外国におけるマスク着用の義務

諸外国におけるマスク着用の義務について表にまとめてみました。

マスク着用義務マスク着用が義務である場所
イギリス無し無し
アメリカ無し無し
フランス一部あり医療関係施設及び介護老人ホーム
ドイツ一部あり公共交通機関、医療機関や介護施設などの特定の場所
イスラエル一部あり病院などの医療関連施設や航空機内等の施設

イギリスやアメリカでは事実上、ほぼマスクをつける必要がありません。

一時、感染者数が増えた州では、屋内や公共交通機関でのマスクの着用が義務となっていましたが、現在は全廃されています。

今日の新着記事米疾病対策センター(CDC)は27日、新型コロナウイルスワクチンの接種完了から2週間以上たった人を対象に、屋外でのマスク着用は【続く】

同じく、病院などでも医療従事者のマスク着用の義務が廃止されました。

その他の国でも限定された場合を除ては、マスクをつける必要が無くなっています。

日本におけるマスク着用の義務(厚生労働省)

  • マスク着用は従来同様、基本的な感染防止対策として重要です。一人ひとりの行動が、大切な人と私たちの日常を守ることに繋がります。
  • 屋外では、人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合や、距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません。
  • 屋内では、人との距離(2m以上を目安)が確保できて、かつ会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません。

これが、現時点での日本におけるマスク着用の義務です。

原則は屋内でも屋外でもマスクを着用して、条件が揃えばマスクを外しても良いというスタンスです。

この点を考えると諸外国のマスク着用の義務を大きく考え方が異なっています。

今後、日本政府は感染状況をみながら、日本におけるマスク着用の義務を諸外国を同様にするとの考えを首相が示しました。

今日の新着記事新型コロナウイルス感染対策として広く国民に定着しているマスク。専門家が示した着用緩和の見解を受け、政府は緩和基準を発表した。長【続く】

さて、皆さんはどうお考えですか。

ここがポイント新型コロナウイルスの感染予防にマスクは重要と考えれていますが、欧米ではマスク着用の義務が撤廃されています。日本でも欧米並みのマスク着用の義務とする考えを首相が示しました。

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