今日の新着記事鼻にスプレーするだけで、インフルエンザの感染を防ぐ国産の経鼻ワクチンを大阪府吹田市の阪大微生物病研究会が16日までに開発した。人に予防接種して安全性と有効性を調べる治験が今年7月に終わり、近く国へ承認申請する方針。従来の注射に比べて高い効果が期待できるという。2019年11月18日配信共同通信社
サラリーマン
インフルエンザにワクチンは有効ですか?
ワクチンを接種することによって、感染しにくくなったり、重症になることを防ぎます。
前崎 先生
インフルエンザはワクチンを接種することによって感染を防ぐことができます。
また、ワクチンを接種することによって、重症になることを防ぐこともできます。
そのため、高齢者や肺の病気などをもっている人は必ずワクチンを接種しましょう。
サラリーマン
どうしてインフルエンザのワクチンは毎年接種するのですか?
流行するインフルエンザは毎年少しづつ変化するからです。
前崎 先生
インフルエンザウイルスは毎年少しづつ変化していきます。
それから、その年に流行するインフルエンザウイルスも変化します。
そのため、毎年、流行すると思われるウイルスを予測して、それに有効なワクチンを接種する必要があります。
サラリーマン
ワクチンはいつ頃接種すればいいのですか?
流行が始まる2~3週間前には接種しましょう。
前崎 先生
インフルエンザワクチンは接種してもすぐには効果がでません。
それは、体の中に抗体が作られるまで、少し時間が掛かるからです
おそくともインフルエンザの流行が始まる2~3週間前には接種を済ませておきましょう。
普通は、遅くても11月下旬までには接種をすませておきましょう。
ここがポイントインフルエンザワクチンは接種してもすぐには効果がありません。遅くても流行が始まる2~3週間前には接種を済ませておきましょう。
埼玉医科大学 感染症科・感染制御科 教授
医学博士
長崎大学医学部を卒業後、呼吸器内科、感染症内科で臨床および研究に従事。現在は埼玉医科大学病院で感染症の診療と院内感染対策を主な業務とし、学生や研修医の教育も行う。日本感染症学会の理事や厚生労働省の審議会などの役職も務める。
専門は内科学、感染症学、感染制御学、呼吸器感染症