マスク着用アンケート 屋内「緩和」慎重6割 若年層は「不要」「緩和」が半数

今日の新着記事新型コロナウイルス感染対策として広く国民に定着しているマスク。専門家が示した着用緩和の見解を受け、政府は緩和基準を発表した。長崎新聞社は情報窓口「ナガサキポスト」のLINE(ライン)でマスク着用についてアンケートを実施。長崎県内在住者の回答のうち約4割の251人が「屋外で人との距離が保てれば外していいが、屋内はこれまで通り」を選択。「緩和しなくていい」を含めると、屋内ではこれまで通りを望む慎重な意見が約6割を占めた。2022年6月2日配信長崎新聞

マスクは飛沫感染を防ぎます

飛沫感染とは

飛沫感染は、話をしたり、歌ったり、咳をしたり、くしゃみをすることによって生じるエアロゾル粒子に含まれる病原微生物が、相手の口や目や鼻の粘膜に直接接触することによって感染します。

咳をすることによって生じるエアロゾル粒子の多くは1m以内の極めて近いところの空気中に認められます。

ただし、この距離は咳の強さや粒子の大きさによって異なります。より大きな粒子は重力によって地面にすぐ落下することにもなります。

飛沫感染によって感染する原因微生物としては、インフルエンザや百日咳などがあります。

新型コロナウイルスも飛沫感染が主な感染経路です。

理論的に感染を防ぐ 飛沫感染はどうやっておこるか。それを防ぐには 新型コロナウイルスでも言われている飛沫感染とは 感染予防をするには相手の【続く】

飛沫感染を防ぐには

飛沫感染を防ぐには、エアロゾル粒子が届かない距離を取るか、顔面の防護具としてサージカルマスクやフェイスシールドを着用することが有効です。

距離を取ることについては、ソーシャル・ディスタンシングとして2mの距離を取ることが言われています。

マスクの効果は感染した人が付けるとより有効です。

このように感染した人がマスクをつけると健康な人に感染させるリスクは5%まで低くなります。

感染した人と健康な人のどちらもマスクをつけているとそのリスクは1.5%となって、ほぼ感染を防ぐことができます。

マスクをつけるということは、自分を感染から守るだけではなく、他の人に感染させないためにも大切なことです。


マスク種類とその効果

一般に使用されるマスクには不織布、布、ウレタンなどの素材があります。

それぞれの素材のマスクがウイルスを外に吐き出すことを防ぐ効果と、ウイルスを吸い込む効果を比較すると

不織布のマスクではマスクをしていない時を100%とすると吐き出しが20%、吸い込みが30%となり最も効果が高いことが判ります。

なお、フェイスシールドやマウスシールドは吐き出す効果も吸い込む効果もマスクをしていない時とほとんど変わりません。

マスクは不織布のものを正しく使うことが最も大切です。

理論的に感染を防ぐ マスクをつけるときの注意点 マスクは自分を守るものではありません。 街中ではほとんどの人がマスクを着用しています。 【続く】
ここがポイントマスクは新型コロナウイルスなど飛沫感染する感染症を防ぐことに有効です。不織布でできたマスクを正しく使うことによって感染を防ぐことができます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする