飲食店で販売のサンドイッチ食べた19人食中毒…うち13人の便からサルモネラ属菌検出

今日の新着記事松山市は25日、同市平井町の飲食店「Sandwich shop 269」で、18日に販売されたサンドイッチを食べた1グループの男女19人(9~100歳)が下痢や発熱などを訴え、このうち13人の便からサルモネラ属菌が検出されたと発表した。2人が入院したが、全員快方に向かっているという。2025年7月27日配信読売新聞

サルモネラ菌は食中毒の原因として多い

サルモネラ菌は食中毒の原因としては腸炎ビブリオと並んで多い菌です。

我が国の食中毒の主な原因となる菌は、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクターです。

サルモネラ菌による食中毒はカンピロバクターが原因となる食中毒と同じように、多数の患者さんが発生します。

なかでも学校や福祉施設、病院などで発生した食中毒は大規模になることもあります。

最近では鶏の卵が原因となる食中毒も発生しています。

成人では多くは軽症の胃腸炎を起こしますが、小さな赤ちゃんや高齢者では重症となることもあります。

サルモネラ菌はどんな菌か

サルモネラ菌は腸内細菌と呼ばれる菌の1種です。

菌のまわりに周毛と呼ばれるものをもっていて、動き回ることができます。

サルモネラ菌の電子顕微鏡写真 周毛とよばれるものをもっていて動き回ることがでいます。(国立健康危機管理研究機構のホームページより)

サルモネラ菌は身の回りのいろんなところで生息しています。

ペット、鳥、は虫類などの腸の中や、ブタ、ニワトリ、ウシなどの家畜の腸の中にも普通に生息しています。

サルモネラ菌には多くの抗生物質が有効で、特にニューキノロン系と呼ばれる抗生物質がよく効きます。

サルモネラ菌の食中毒の症状は

サルモネラ菌が感染すると普通は8~48時間後に胃腸炎の症状が出てきます。

しかし、最近では感染してから3~4日後に症状が現れる例もあります。

症状はまず気持ち悪くなり、次第に吐き気がでてきて、嘔吐することもあります。

その数時間後にお腹が痛くなり、下痢が起こります。

下痢は1日数回から十数回になり、3~4日続きますが、時には1週間程度続くこともあります。

小さな赤ちゃんでは意識がなくなったり、高齢者では下痢のために脱水症状が起こって重症化することもあります。

ここがポイントサルモネラ菌は腸炎ビブリオと並んで我が国の食中毒の原因菌としては多い菌です。また、サルモネラ菌による食中毒は時に大規模となることがあります。小さな赤ちゃんや高齢者では重症化することもあり注意が必要です。

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